こんにちは。A SIDE STRENGTH & CONDITIONINGの植原です。

2020年、皆さんは、新年にどんな目標を立てましたか?人生でそんなこと1度も考えたことないなんて人もいるかもしれませんね・・・。私たちのほとんどが日々同じような生活の繰り返しをしているかと思います。例えば、朝起きて、仕事や学校で同じ人と会って話して、飲み会や部活動などに参加して、スマホ見ながら帰って、、、ふと、自分は何をしているのかと考えることもあったりなかったり(笑)

目標をもつことは何をするにも重要で、目標をもつことでモチベーションがうまれます。そしてモチベーションがあればものごとに継続的に取り組むことができるでしょう。モチベーションには外的と内的があり、例えばほしいものを買ってもらうためにテストを頑張るというのが外的モチベーション、勉強が好きだからテストを頑張るというのが内的モチベーションと言えます。内的モチベーション(につながる目標)をもっている人のほうが継続性は高くなりますが、何かを始めるきっかけとしては外的モチベーションでも良いと思います。トレーニングに例えると、最初は運動後のビールがおいしいから始めたのに、自分の身体や生活が変わっていくのが楽しくて継続していくという具合です。このように自然に継続できたとしても、「ただ何となく」だけでは環境次第で継続できなくなることも多いです。

そこで、継続するための目標設定としてチクセントミハイのフロー理論をもとにしてはいかがでしょうか。 フローとは、特定の行為そのものに楽しさを感じ、熱中・没入している状態、忘我状態のことで、これは「課題の困難度」と「自身の能力」のバランスがとれたときに生まれます。例えば、今まで運動習慣もなく不摂生の人にとっては1週間で10kg減量なんて不安しか生まれませんし、ある程度運動能力が高まってきたにも関わらず地味で基礎的なトレーニングしか行わなければ退屈になってきてしまいます。そこで、前者の場合は1ヶ月で1kgの無理なくできる目標を設定し、後者の場合は少し難しいトレーニングにチャレンジすることで、課題と能力のバランスがとれ、フロー状態を導くことができます。つまり、その時の自分に合わせた目標をしっかりたてることでモチベーションを保つことができ、継続につながるのです。もしわからなければ、トレーナーと相談して設定をするのも良いと思います。

目標をもって、新たな1年をスタートしてみてはいかがでしょうか。