こんにちは、佐々木です。
本日は”体重の測り方”というテーマでお話ししたいと思います。
先にお伝えしてしまうと、体重を測る時はできる限り測るタイミングを同じにしましょうというのが今日の結論です。
体重計の数字に心を動かされている方も少なくないかと思います。実際にトレーニングの際に体重に関してご相談を受けることも少なくありません。
ただ、よくお話を伺うと、「体重の測り方」について気にされている人が意外と少ないという印象を受けます。
当然ですが、食事をした後の方が体重は増えますし、水を500g飲んだ後に体重計に乗れば当然500g体重は増えます。
つまり、体重をいつ測るのかによって数値は簡単に変化してしまいます。
「今日体重が1kg増えている・・・」と思っても、同じタイミングで計測していればもしかすると実際には変わっていないということもあり得ます。
ご飯を食べた後は当然体重は増えていますから、単純にご飯の量や水を飲む量を考えると1日の中で1〜2kg、体重は変化していることになります。
ということは同じタイミングで測っていない体重の変化を見ていっても本当に体重が増えているのか減っているのかを判断することは難しくなります。
また、体重をもう少し細かく分解すると、体重は「脂肪を除いた筋や骨なのどの重さ(除脂肪体重)と脂肪の重さの合計です。ということは、筋量が増えても体脂肪が増えても体重は増えることになります。
筋肉は身体を動かすエンジンです。より速く動くためにはエンジンの性能が良くする必要があります。であるならば筋量が増えて体重が増えることはポジティブな変化と言えるでしょう。
つまり、体重を管理するときは体重の変化が体脂肪の変化によるものなのか、除脂肪体重の変化によるものなのかをみていくことがより重要になります。
体重一つとっても意外と奥が深いです。体重管理をするときは、まず測るタイミングをできる限り同じにし、変化をみていくことをお勧めします。