こんにちは。A SIDE STRENGTH & CONDITIONINGの植原です。

 スポーツの秋と言われる季節は過ぎましたが、これからはマラソンが多くなる時期ですね。女性の方はウエイトトレーニングよりも走ることのほうが取り組みやすいかもしれません。中には、「ゴリゴリになりたくないからウエイトトレーニングはしたくない」なんて言葉も耳にすることがあります。しかし、走っている時に身体にかかる衝撃は体重の約3倍あると言われます。そして、それだけの負荷がかかるのであれば、走るだけで筋力アップするか?と聞かれると筋肉の使われ方が違うので、難しいです。現に日頃から走ることを趣味にしている人は、すらっと痩せた人が多いですよね。しかし、走っている時、毎回地面に接地するたびに体重の約3倍の負荷が身体にかかると思うと、傷害も起きやすいのは容易に想像できると思います。そこで、ウエイトトレーニングによって身体を強くすれば、ランニング中にかかる衝撃にも耐えられ、傷害予防にもつながるでしょう。

 まず、ゴリゴリになりたくないという人がいますが、女性はウエイトトレーニングを行っても、男性みたいな身体になるためはよほどの努力や工夫をする必要があります。過去に、女性を対象に週2回のトレーニングを20週間行った結果、体脂肪が減り、除脂肪量が増え、太もも周りの大きさは変わらなかったという研究がありました1)。つまり、週2回で20週間という長い期間トレーニングを行っても、見た目には少し絞まったねと言われるくらいなのです。そして、筋力はトレーニングによって向上しているので、以前よりも走りやすくなったり、走っている最中に痛みが出ていたところがなくなったり、ランニングへの効果も感じることができます。また、ウエイトトレーニングの効果は、高齢になってからも十分に表れます。研究としても、高齢女性を対象として12週間のトレーニングを実施し、筋力向上の結果を得ています2)。年齢で「もう遅い」なんて思う必要もないのです。
ウエイトトレーニングしてみようかな?と少しでも思った方は、ぜひ当施設をご利用ください。

<参考文献>

1) Muscle hypertrophy and fast fiber type conversions in heavy resistance-trained women Eur J Appl Physiol Occup Physiol. 1990;60(1):71-9. Staron RS1, Malicky ES, Leonardi MJ, Falkel JE, Hagerman FC, Dudley GA.
2) Muscle hypertrophy response to resistance training in older women J Appl Physiol (1985). 1991 May;70(5):1912-6. Charette SL1, McEvoy L, Pyka G, Snow-Harter C, Guido D, Wiswell RA, Marcus R.

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