皆さん、こんにちは。A SIDE STRENGTH & CONDITIONINGの反町です。
今回はタイトルの通り、新しいトレーニングを取り入れる時に自分の感覚だけを頼りにしちゃいけないよ!という話です。
このブログをご覧の方はトレーニングへの関心が高い方だと思いますので、ご自身でトレーニングについて積極的に調べて「良さそうなもの」や、試してみて「しっくりきたもの」を新しくプログラムに取り入れているという場合もあるのではないでしょうか。
このように、ご自身の感覚を頼りにトレーニングの良し悪しを決めているという方もいると思いますが、この考え方は危険かもしれません。
なぜなら、「やりやすいから良いトレーニングじゃない、むしろ初めからやりやすいトレーニングは疑うべき」と考えられるからです。
というのも、ウエイトトレーニングを実施する目的には、弱点となっている筋群の強化であったり、日常生活や競技を通して身についてしまった悪い癖(動作)を改善していくことがあります。
つまり、今まで自分の中になかった動きを取り入れたり、弱点になっている筋群を無理やり使わなければいけないということになります。そのため最初からやりやすい動きになることはほとんどありません。
これはスポーツの場面でも同じようなことが見られます。たとえば、野球の「投げる」という動作をやったことのない人に「好きなように投げていいよー!」と言って投げてもらうと、本当にさまざまな投げ方をすると思います。そして、自分の投げやすいように投げているにも関わらず、ほとんどの人たちは改善点が多く、危険な投げ方をしている人の方が多くなるはずです。次の一球だけ速い球を投げるという条件であれば、やりやすいようにやった方が良いかもしれません。
しかし、長期的にみた時に不適切なテクニックでは能力を最大限活かせなかったり、ケガをするリスクも高まります。
だからこそ、選手の方は日々の練習の中で適切なフォームの習得に励んでいます。
ウエイトトレーニングも同じで、その場ではやりやすいフォームの方が、重いものを持ち上げることができますが、長期的にみた時には弱点の強化にはつながらず、悪い癖(動作)を助長する結果になり、最悪ケガをします。
当施設に通われているお客様もはじめは、トレーニングを行なう際にやりづらさを感じていることがほとんどです。
それでも適切な動作を反復していくことで、少しずつ悪い癖が抜け適切な動作を身につけていくことで、日常生活や競技動作の中でも自然と適切な動作を取れるようになっていき、慢性痛の軽減などにつながっています。
適切なウエイトトレーニングを実施していくためには、ご自身でトレーニングに関する知識を吸収していく必要がありますが、その時間がもったいないと感じる方は、専門家のサポートを受けてみてはいかがでしょうか?
A SIDE STRENGTH&CONDITIONINGでは、トレーニング初心者や運動未経験の方でも、その人に合ったプログラムを考えて提供しています。
ご興味のある方は是非一度、トライアルにお越し下さい。
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