こんにちは。A SIDE STRENGTH & CONDITIONING の反町です。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、現在は多くのアスリートやスポーツ愛好家の方がいつものようにトレーニングをするのが難しい状況です。
特に今まで器具などを用いてウエイトトレーニングに励んでいた方は体力面をさらに向上させていくことは難しく、トレーニングへのモチベーションが下がってしまう方も多いとは思います。「いつものトレーニングが出来ないからいいや」という気持ちはとても理解できます。しかし、いつものトレーニングが出来なくても、以前のブログにあったように動画を撮影してトレーニングフォームを徹底したり、器具を使わなくても数をこなすことで体力の低下を緩やかにすることは出来るので、身体を動かすことは続けておくことは無駄にはならないはずです。
また、このような状況だからこそ普段意識できていない方は、食事に目を向けてみるのもおすすめです。
細かいところを挙げだすときりがないですが、体作りを考える上でも、まずはたんぱく質を意識して摂るようにするのがいいと思います。
学生に多い印象ですが、トレーニング中にはBCAAやEAA、トレーニング後にはプロテインを飲んだり、サプリメントには関心が高くても、食事はラーメンや菓子パンだけで済ませてしまうケースが見受けられます。これはすごくもったいないです。
ご存知の方も多いと思いますが、筋肉を大きく強くするためには、適切なトレーニングだけではなく、栄養摂取を適切に行う必要があり、特に筋肉の材料となるたんぱく質は十分に摂取することが大事だからです。
1日あたりのたんぱく質必要量は、トレーニング強度や個人差などで違いが出ますが、体重1kgあたり2gを目標に摂りたいところです。
たまにプロテインを飲んでるから大丈夫と考えてる方もいますが、プロテインだけではこの量を賄うのは難しいので、やはり毎回の食事からも意識して摂る必要が出てきます。
まずはご自身が普段の生活でどのくらいのたんぱく質を摂れているのか、普段の食事を思い出したり、その日の食事から大まかに計算して、チェックしてみるのもいいと思います。
多くの方は必要量を摂れていないんじゃないでしょうか?
※食品に含まれるたんぱく質量はネットで調べたら出てきます。
そこで、普段の食事でタンパク質の豊富な食品(肉・魚・卵・乳製品・大豆製品など)をしっかり摂れているか、また多くの方は3食だけで補うことが難しいと思うので、捕食でプロテインを摂ったりするのもいいと思います。
たんぱく質量は栄養の中の一部でしかありませんが、個人的には体作りの土台になるとても重要な部分だと思います。
このような時期だからこそ、普段食事に目が向かなかった方は、見直すのに最適だと思いますし、適切な食事(たんぱく質量)を経験するのにも良いのではないでしょうか。
競技が再開した際のプラスになると思うので、ぜひお試しください!